遠洋マグロ延縄漁とはWhat is pelagic tuna longline fishing?
延縄漁
延縄漁(はえなわりょう)とは 、長さ150km(直線距離 東京駅~静岡駅)の幹縄に、2500〜3000本の釣り針を付けて流します。
巻き網漁に比べて効率は悪いですが、子供のマグロを釣り上げず、資源確保に特化した自然に優しいSGDSな漁業と言えます。
漁場に氷山が現れると、いよいよその時が近いです。
将来の資源確保のために・・
小さな魚体はエサ針に食いつきません。
クロマグロの小型魚(30kg未満)の採捕は禁止されており、意図せず採捕した場合には直ちに海中に放流する必要があります。
漁獲高は厳正に水産庁へ申告しています。
効率は悪いですが、将来の資源確保が最優先です。
極寒の漁場へ
漁場は極寒の嵐の中・・
美味しい天然マグロの旬は、極寒の漁場に存在します。
旬の季節に美味しい天然マグロ求めて命がけで一年間操業しています。
ミナミマグロ延縄漁の係留拠点は南アフリカ ケープタウン
漁場には氷山が現れます。それほど寒く荒い海です。
一年以上の船旅へ・・
約1年~1年3ヶ月の操業
魚種にもよりますが約1年~1年3ヶ月の操業となります。
係留している漁船は途中運搬船にマグロを積み替えて、再び漁場へ向かいます。